超軽量!特許取得の緑化システム
緑化パネルには土を使用していません。リサイクル可能なマットを土壌代わりに使用することで、軽量化を図っています。
駐車場緑化で、20tの荷重に耐えられるエコユニットベースに、再利用ウレタンチップを重ねて土壌とします。
その上に、屋上緑化で利用する土壌を重ね、5ヶ月間、芝を養生してパグベース(駐車場緑化のベース)となります。
-- 特許について --
<背景>
マンション,病院,学校等の建築物の屋上やベランダ,テラス等の人工地盤の表面を緑化する際に用いられる緑化パネル及び緑化パネル装置並びに緑化方法が、提案されている。また、全額経費としてリース料を損金に算入することができ、税務上有利となるリース取引の対象となる省エネ緑化システムが望まれている。
特開2008-067657号公報
<目的>
しかしながら、この緑化パネルの場合、複雑な構造を備え、敷設するときに多くの手間を必要とするものであった。それゆえに、この発明の主たる目的は、屋上やベランダ等の人工地盤上に載置して、省エネ緑化をし易く、且つ、敷設工事においても、パネルを並置することにより耐根保水シート面を形成でき、且つ、省エネ緑化システムを完成させることができ、短期間に敷設工事を終了できる省エネ緑化システムを提供することである。
<効果>
本件発明は、人工地盤上に載置されるパネルと、前記パネル上に載置される緑化植物育成用の給水マットと、前記給水マットに給水するための灌水パイプとを備えた、省エネ緑化システムであって、前記パネルは、一方の外周縁の近傍に形成され、前記給水マットを載置するときの位置合わせ及び灌水パイプの載置のための中空凸部と、他方の外周縁の近傍に形成され、並置された隣接するパネルの前記中空凸部の中空部内に嵌合されるための嵌合凸部とを備え、並置されたパネルの重なり合う領域が、前記中空凸部及び嵌合凸部の周辺に形成され、並置されたパネルの前記中空凸部の内側に給水マットが載置されるとともに、前記並置された給水マットの周縁の間であって、パネルの中空凸部の上面に灌水パイプが敷設されるので、比較的平面状の屋上やベランダ等の人工地盤上に載置して、省エネ緑化をし易く、且つ、敷設工事においても、パネルを並置し隣接するパネルどおしを嵌合接続することにより耐根保水シート面を形成でき、且つ、その上に緑化のための植物を植栽するための給水マットを載置し、それらの間に灌水パイプを張り巡らせるだけで、省エネ緑化システムを完成させることができ、短期間に敷設工事を終了できる。 これにより、ヒートアイランド現象の緩和及び光熱費のコストダウンを図れるとともに、膨張、収縮による建物の劣化を防ぎ、建物の長寿命化を図ることができる。 しかも、人工地盤上に載置される構造のために、リース取引の対象となり、税法上有利な取り扱いを受けることができ、より一層省エネ緑化システムの普及に資するものとなる。