屋上緑化とは

病院や工場などの建物の屋上を緑化する効果は、断熱効果における冷暖房の省エネ効果が特徴です。 今後は屋上を敷地ととらえ、公園やコミュニティスペース、園芸療法など活用の幅は広がっていくことでしょう。  

屋上緑化のメリット・効果

オフィスビル、病院、工場、商業施設で屋上緑化を行うと、

  • 断熱性が向上し、省エネ効果が上がります
  • 建物の膨張・収縮による劣化を防ぎます
  • 周囲の騒音を低減します
  • 建物の付加価値(資産価値)が向上します
  • 輻射熱による放熱を下げることができます
  • 憩いのスペースとして活用できます
  • アメニティが向上、集客効果につながります
 

屋上緑化で最も効果が見られるのは断熱効果です。

  左の図は国土交通省による実験(H19.8.16)結果をあらわしたものです。 緑化していない屋上タイル部分やアスファルトの表面温度は日中50℃以上に達していますが、植栽基盤下面は30℃以下を保ってます。 これは、土壌の断熱効果や、土壌に含まれる水の蒸発で熱が奪われたり、自然がもたらす外断熱といえます。

積載荷重について

建物に積載できる荷重には制限があり、いくらでも重量物を載せることはできません。 (建築基準法により定められています。) 建物ごとに「構造計算書」があり、建築士が屋上緑化が可能かどうかを計算します。当社には一級建築士が常駐しております。 ※1m2あたり38~40kgと超軽量の緑化パネルのため、既存の建物の緑化も可能です。

 

防水について

屋上緑化をする際には、防水対策も欠かせません。 さらに、植物の根がはらないよう耐根対策も必要です。 当社が開発した緑化パネルは、そもそもほとんど散水が不要です。土の代わりに使用しているマットが吸水性に富み、高い保湿性で芝生の根に水を保ちます。防水シート、耐根シートの上に緑化パネルを施工しており、防水対策、耐根対策としても安全です。

関連記事

低炭素構築物の認定メリット 低炭素建築物とは 「低炭素構築物」とは、「都市の低炭素化の促進に関する法律」(略称:エコまち法)で規定される、"二酸化炭素の排出の抑制に資する建築物"のことをいいます。 建築物の低炭素化に資する建築物の新築等をしようとする方は、低炭素化のための建築物等に関する計画...
独自提携先: 緑化+ダイドー自販機で導入コスト削減... DyDo飲料自販機を設置いただくことで、屋上緑化にかかるメンテナンス費用を軽減させて頂くご提案をいたします。 詳しくはお問い合わせください。 ...
工場立地法による緑化面積を、屋上・折半屋根緑化、駐車場緑化等で算入...               工場立地法では、「特定工場」の敷地面積に「緑地」を設けることが義務付けられていますが、工場を設立する用途地域や、都道府県によってもその割合が異なっています。 <特定工場とは> 業種が製造業、電気ガス、熱供給業(水力・地熱発電所を除く)で敷地面積...